「韓国」は中国を恐れ、軍事同盟「クアッド」を否定 米国は我慢の限界

国際 韓国・北朝鮮 2020年9月30日掲載

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寝言を唱える文在寅政権

 クアッドは、直接的には中国包囲網だが、中国との関係が深いロシアや北朝鮮を牽制する効果もあるだろう。

 韓国は今年5月、江原道の鉄原の非武装地帯で、北朝鮮と10年ぶりの砲撃戦を行った。

 9月22日には北朝鮮軍が韓国の民間人を射殺したが、直後の23日未明、文在寅大統領は国連の画像会議で「朝鮮半島の終戦宣言」という寝言を唱えた。

 昨年、米トランプ政権が韓国に対し、在韓米軍の駐留経費に関して韓国側の大幅な負担増をつきつけた。

 韓国は駐留経費のおよそ2割を負担しているが、トランプ政権は110%の負担を求めた。

 韓国は軍事兵器を米国から購入し、またインド洋に軍を派遣する案を提示して、一時的に妥結した。

 韓国は中国を刺激する危惧からクアッドを否定するが、中国はもちろん、ロシアや北朝鮮も、韓国がF35をはじめとする米軍兵器を大量に購入することを知っている。

 レクサスに乗って日本製品の不買を叫ぶ行為と変わらないことに、文政権は気づいていないようだ。

佐々木和義(ささき・かずよし)
広告プランナー兼ライター。商業写真・映像制作会社を経て広告会社に転職し、プランナー兼コピーライターとなる。韓国に進出する食品会社の立上げを請け負い、2009年に渡韓。日本企業のアイデンティティや日本文化を正しく伝える必要性を感じ、2012年、日系専門広告制作会社を設立し、現在に至る。日系企業の韓国ビジネスをサポートする傍ら日本人の視点でソウル市に改善提案を行っている。韓国ソウル市在住。

週刊新潮WEB取材班編集

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