「半沢直樹」で話題の江口のりこ 怖いもの知らずの彼女が唯一恐れる人とは?

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 半沢直樹の天敵、白井亜希子・国交相役で一躍脚光を浴びている江口のりこ(40)。ポッと出のように見えるかもしれないが、下積みはかなり長く、舞台や映画で地道な努力を続けてきた女優だ。演技以上に彼女のキャラクターも注目されているという。ぶっきらぼうな関西弁で、男勝り。周囲からは怖いものなしと見られているが、あの人だけは別だそうで……。

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 ドラマ関係者が言う。

「ちょっと前まで、江口さんは現場に電車で通ってましたが、最近は車で来るようになりました。昔はずいぶんアルバイトもしたようですけど、今はもうその必要はないでしょう。コツコツと舞台、映画、テレビで実力をつけ、売れる俳優のお手本です。脇でのいい役を狙っているようで、仕事も途切れません」

 話題の「半沢直樹」(TBS)は9月27日に最終回を迎えるが、すでに新ドラマ「キワドい2人―K2―池袋署刑事課神崎・黒木」(TBS)はスタートしている。10月14日からは「#リモラブ~普通の恋は邪道~」(日本テレビ)も始まる。映画は「ソワレ」と「事故物件 恐い間取り」が公開中だ。

感情を表に出さない

「実はギャラも安いので、かなり前から引っ張りだこでした。すでに出演作は200作以上と言われています。CMにも昔から出ていましたし……」(同)

 印象に残るCMと言えば、金鳥「水性コックローチ」だという。ミュージシャンの坂田明と元プロボクサーの輪島功一がツッパリ役に扮し、しゃがんで殺虫剤を噴射する後ろで、スケバン役だったのが彼女だった。

「セリフも一言ぐらいだったはずですが、なんだか印象に残っています。10年ほど前にNHKのワンセグドラマ『野田ともうします。』では、1話5分ながら主役を張りました。32歳で演じた19歳の地味な女子大生役も話題になりました。また、『時効警察』(テレビ朝日)は第1シリーズから、無表情の“サネイエ”役で独特の雰囲気を出していました。『半沢』以前の彼女は、感情をあまり表に出さない役が多かったように思います」(同)

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