“ポスト菅”「加藤官房長官」の履歴書…婚約者にフラれ、大蔵省では目立たず

国内 政治

  • ブックマーク

安倍氏への忖度説も取り沙汰され…

「とにかく、自民党が政権与党に復帰して以降の安倍政権では、官房副長官、大臣、党3役と要職をずっとやり続けてきたわけです。閣内で同じポジションを務め続けた菅さん(義偉)や麻生さん(太郎)とはまた違った意味で、安倍さんが絶大な信頼を置いていたのは間違いない」

 もちろんその信頼は、「安倍晋太郎と加藤六月」という先代の“親子関係”と無縁ではない。それに加えて、

「ゴッドマザーと呼ばれる安倍さんの母・洋子さんと勝信さんの義理の母・睦子さんはとても親しい。そして2人とも“息子”たちをとても可愛がっている」

 実際、2人は、政財界トップの夫人たちが集まって設立された書道サークル「雍容苑(ようようえん)」の会員であり、かつて睦子さんが週刊新潮にこう語っていたことがある。

「洋子さんは、“最近になって、ようやく上手く書けるようになってきたわ”とおっしゃっていました。彼女は書道の他に茶道も嗜まれていて、表千家同門会の山口県支部長も務めています。“父が表千家だったので私も”とお父様のことを誇りに思っているのがわかりましたね」

 再び、永田町関係者の話。

「安倍さんが加藤さんを重用したのは仕事ができるということもありますけれど、洋子さんと睦子さんへの忖度がなかったわけではないでしょう」

 首相の座に就くことができなかった加藤六月氏の夢を、睦子さんが義理の息子に見ていても何ら不思議ではない。

「今回の官房長官人事にしても、菅さんが安倍さんに忖度したなんて話も出ています」

 最後に、先の財務省関係者はこう話す。

「加藤さんが台頭して、久々に大蔵省出身の財務相が登場するなんて言われていたんですが、財務相をスッとばして首相というのも見えてきたのかもしれませんね」

週刊新潮WEB取材班

2020年9月16日掲載

前へ 1 2 次へ

[2/2ページ]