米倉、剛力、岡田結実、堀田茜…なぜみんな「オスカー」から逃げ出すのか?

エンタメ 芸能 2020年9月5日掲載

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2億を売り上げる稼ぎ頭の「藤田ニコル」も退社予備軍に

 古賀誠一会長(80)が一代で築き上げたオスカープロモーションは6500名のタレントを抱え、「美の総合商社」と呼ばれ、生き馬の目を抜く芸能界で大きな足跡を残してきた。しかしここ最近、女優・タレントの流出に歯止めがかからない。どうしてそういうことになっているのか。その“元凶”とされる人物の肉声を紹介する。

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 昨年末から今年にかけて、事務所を去った面々を挙げていくと、剛力彩芽や武井咲と共に「オスカー平成三人娘」に数えられた忽那汐里(くつなしおり)、岡田結実や長谷川潤、ヨンア、草刈民代、堀田茜、福田沙紀、紫吹淳、そして「ドクターX」シリーズの大ヒットで事務所を牽引した米倉涼子。

 退社予備軍として、藤田ニコル、森泉……。

 45歳の米倉は年間3億円を稼いだが、22歳のニコルは2億円。米倉を失った事務所の稼ぎ頭なのだという。

 ニコルとオスカーの取り分はざっと7:3だったが、タレント流出の結果、彼女の仕事が激増。マネージャーや運転手の人件費が嵩むようになり、事務所側が取り分を増やそうとした。

 これにニコルの母親が怒った。オスカー関係者によると、

「“一体、娘がどれくらい稼いでいるのか総額を詳らかにして”と、弁護士を立てて事務所と交渉を続けているところのようです」

「8月に退社した堀田茜は大手のトップコートに移りました。“仕事量に比べて貰っているギャラが少ない”と考えていたようです」

 取り分のことは芸能界のルールがあるのだろうから別として、稼ぎ頭や売れっ子の機嫌を損ねるというのは穏やかではない。

 辞めているのはタレントだけかと言うと、そうではない。

「ここ3年で計50人弱の社員が辞めています。この3月と4月にも、管理職で会社の屋台骨を支える“20年選手”3人が退社しました」

娘可愛さから娘婿が取り立てられ、軋轢が生まれた

「森泉もデビュー当時から慕っていたマネージャーが退職して、事務所に未練はないようです」

 実績あるタレントの優秀なマネージャーまでが逃げ出す理由とは?

「古賀会長の娘婿のパワハラと言われています。彼ら社員はみな古賀会長率いるオスカーを愛してきたけれど、そうではなくなりつつある現実を悲観し、辞めていくんです」

 元々オスカーの社員は160人ほどいたと言うから、その約3割がすでにいないことになる。

 娘婿とは専務の堀和顯(かずあき)氏を指し、古賀社長の長女でオスカー常務・幸子氏の夫に当たる。

「目黒区内の小中学校でふたりは同級生で、同窓会か何かで再会して意気投合。共に酒が好きで量も飲む。良縁に恵まれなかった幸子さんは入れこんでしまった」

「それまで和顯さんは、タクシードライバーなどをやっていたなどと聞きましたけど……。結婚は12年目で、結婚の翌年に役員としてオスカーに入社。初めにデジタル・企画制作部門を担当し、その後に宣伝も担当業務として追加、2018年の夏から財務も担う専務になっています」

 ある大手芸能事務所幹部は、オスカーのゴタゴタは今や業界の常識と断ったうえで、こう総括する。

「要するに、古賀会長が娘可愛さに娘の言うことを鵜呑みにしてしまい、娘婿を取り立てた。その結果、幹部を含めた古参の社員たちが娘婿に反発し、大量に辞めていっているのが真相です」

 では、堀専務の何が問題なのか。

「どうも融通が利かない人間みたいなんですよ。制作現場を知らないのに口を出してきたり、管理部門に移ったら移ったで、経費の使い方を口うるさく言ってきたりするそうです」

「芸能界はやっぱりアナログなところがあって、仕事を取るためにはテレビや制作会社の人間と飲んで関係を維持するための接待費が必要ですよ」

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