みちょぱ、ゆきぽよ、滝沢カレン……フワちゃん人気で“ギャル系モデル”が窮地の理由

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 フワちゃん(26)の勢いが止まらない。オリコンの「2020年上半期ブレイク芸人ランキング」で4位にランクイン。彼女の肩書きはユーチューバー芸人だが、いまやテレビで見ない日はない。おかげで、すっかり影が薄くなったのがギャル系モデルという。フワちゃんとはカテゴリーも違えば、キャラも被っていないはずの彼女たちがなぜ?

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 民放プロデューサーが明かす。

「もちろん、ギャル系モデルが番組に起用されなくなったというわけではありませんよ。みちょぱ(池田美優[21])は『突然ですが占ってもいいですか?』(フジテレビ)のレギュラーがあるし、『サンデージャポン』(TBS)などの準レギュラーもある。ゆきぽよ(木村有希[23])もそう。滝沢カレン(28)の“破壊的日本語”も健在で、『伯山カレンの反省だ!!』(テレビ朝日)や『ソクラテスのため息~滝沢カレンのわかるまで教えてください』(テレビ東京)といった冠番組も持っています。彼女たちはモデル出身ですから、フワちゃんとは見た目も違えば、キャラも被っていません。だけど、どうしてもフワちゃんの前では霞んでしまうんです」

珍獣キャラで人気

 フワちゃんがテレビに登場するようになったのは昨年のこと。といっても、5番組に出演したのみ。ところが今年(1月1日から6月21日まで)は一気に107番組に急増し、8月3日と10日に放送された芸能人飼育バラエティ「視聴者様に飼われたい!」(テレビ東京)ではバイきんぐ小峠英二と共に、初のMCもこなした。飛ぶ鳥を落とす勢いとはまさにこのことだろう。

「元々、彼女は芸人志望で、ワタナベコメディスクール出身で、そのままワタナベエンターテインメントに所属しました。ところが、事務所のお偉いさんの注意を受けて、その後ろ姿に中指を突き立てたところ、ガラスに映り込んでいたためにバレ、解雇されてしまった。友人の勧めでYouTubeを始めると話題となり、指原莉乃がファンになったのがきっかけでテレビに出始めたんです。ちなみにYouTubeのチャンネル登録者数は72万3000人です(8月31日現在)。芸人志望とはいえ、持ちネタがあるわけではない。しかし、お団子頭に、スポーツブラとホットパンツスタイルで、大物にも物怖じせず、媚びることもなく、タメ口でズバッと物を言う、珍獣のようなキャラがウケています」(同)

 物怖じしないキャラは、ギャル系モデルの特徴そのもののようだが。

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