女将対決、「相棒」出演の森口瑤子の前に立ちはだかる「半沢直樹」井川遥の壁

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今は井川が有利

 とはいえ、2人を扱った報道を比較すると──「半沢直樹」は放送中のため仕方ないにしても──森口については「お手並み拝見」というトーンが強いのに対し、井川の場合は既に絶賛の嵐という状態になっている。

 1人につき、3記事ずつ引用させていただく。出典はいずれも電子版だ(註:全角数字を半角にするなどデイリー新潮の表記法に合わせた,以下同)。

【森口瑤子】
◆「相棒」新女将に森口瑤子…新シリーズ10月スタート、水谷豊20周年に感慨(スポーツ報知:8月26日)

◆「相棒」新レギュラー「森口瑤子」がトレンド入り ネットは歓迎「どう絡んでくるのか楽しみ」 水谷豊との共演に「火サスコンビですね!」(iZA:8月26日)

◆「相棒」20周年!水谷豊「何が起こるか分からない『相棒』でありたい」。新レギュラーに森口瑤子が加入(モデルプレス:8月26日)

【井川遥】
◆井川遥、“半沢直樹”女将SHOTが話題!「上品な色気…」「通いたい」(ザテレビジョン:8月4日)

◆井川遥、半沢直樹の女将役にやはり続出した「あの飲み物を注文したい」の声!(アサ芸プラス:8月15日)

◆半沢直樹 キーパーソンは井川遥?不審な素振りにザワつく人達(女性自身:8月17日)

■女優として成長

 前出のテレビ局関係者が言う。

「『半沢直樹』は何より男優陣の濃すぎる顔芸があって、その上で妖艶な井川さんが登場します。この落差が相乗効果を生み、ただでさえ魅力的な井川さんを更に引き立たせることに成功しています。それにしても、『半沢直樹』の熱量と比較されてしまうと、いくら森口さんが負けず劣らず美しい女優さんだとしても、ちょっと見劣りしてしまうかもしれません。このタイミングで『相棒』に出る森口さんが気の毒です」

 もちろん、井川遥が女優として大きく成長したことも忘れてはいけない。

「グラビアアイドルから上手くモデルへシフトチェンジして、2000年代から女優として活動するようになりました。最初はそれほど演技力が必要のない、綺麗なだけの役が多かったのですが、明石家さんまさん(65)と木村拓哉さん(47)が共演した『空から降る一億の星』(2002年:フジテレビ系列)で抜擢され、これが出世作となりました。ちなみに、さんまさんは井川さんに夢中になってしまい、スタッフとの雑談も話題の大半が井川さんのことだったというのは、テレビ業界の人間なら知る人ぞ知る話です」

次回作にも期待

 井川遥は06年、ファッションデザイナーでブランド「ato」のプロデューサーである松本与(58)と結婚して話題を読んだ。

 新郎は彼女より14歳も年上で、なおかつ、夫の父は元パイオニア会長を務めた松本冠也氏(90)だったからだ。

「しかし単なる玉の輿ではなく、ご主人の才能に惚れて結婚したところが、やはりさすがだと思います。私見では、井川さんは朝ドラの『半分、青い。』(2018年:NHK)で一皮剥け、演技に磨きがかかりました。『半沢直樹』の成功がステップアップになるのは間違いないでしょう」(同)

週刊新潮WEB取材班

2020年8月30日掲載

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