神戸山口組の分裂・対立続く…処分通達でも山健・中田組長に先手を取られて

国内 社会

  • ブックマーク

「山口組」の分裂からちょうど5年、最近話題となった処分通達から

 6代目山口組を割って、神戸山口組が結成されてちょうど5年の歳月が流れた。昨年秋に6代目の高山清司若頭が府中刑務所を出所して以降、神戸山口組の勢力は殺がれ続けている。中でもその中核組織である山健組は、神戸山口組のトップである井上邦雄組長派と反井上派の2つに分裂状態となった。そして数日前、反井上派からある通達が出て話題となったのである。

 ***

 山健組の当代は、2018年5月に井上邦雄組長から継承した5代目の中田浩司組長。昨年12月に弘道会傘下の組員を銃撃し、殺人未遂の容疑で逮捕・起訴され、現在は拘置所にいる。...

つづきを読む