韓国「土下座像」が観光名所に 園長が語った“本音”とは

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「安倍ならいいと思う」

 目下、日韓問題の火種になりつつあるのが、韓国・江原道の「韓国自生植物園」に設置された“土下座像”である。看過しがたい事態だが、現地を訪れるとすでに観光名所となっているのだ。さらに設置者の植物園園長に取材すると、「安倍首相を特定したものではない」という建前に隠れた本音が見えてきて――。

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 隣国のトップを勝手に土下座させた像を大公開――。

 いくら韓国が反日の国とはいえ、あまりに非常識な行為と断じざるを得ない。当然、菅義偉官房長官は7月28日の記者会見で、

「国際儀礼上、許されない。日韓関係に決定的な影響を与えることになる」

 と、抗議。さすがに、

「韓国でもネットを中心に、『像は行き過ぎた表現方法で外交問題に発展しかねない』『韓日どちらの得にもならない』等々、土下座像に否定的な声が上がりました」(在韓ジャーナリスト)

 あまりの「反響」に慄(おのの)いたのか、韓国自生植物園の金昌烈(キムチャンリョル)園長(71)は、当初、韓国の京郷新聞に、

「安倍をモチーフに像を造成した」

 こう答えていたが、その後、共同通信の取材には、

「安倍首相を特定してつくったものではなく、謝罪する立場にある全ての男性を象徴したものだ」

 と、軌道修正。併せて除幕式の中止も表明した。しかし本誌(「週刊新潮」)が取材すると、金園長は改めてこう述べたのだった。

「あの像は必ずしも安倍を指しているわけではない。でも安倍かもしれない。日本の過去の総理かもしれない。安倍ならいいと思う」

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