海老蔵に宍戸開 ネットで「Go To」にボヤく芸能人たち

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 今度は、政府が進める「Go To トラベル」キャンペーンがやり玉に。

 政治を肴にSNSへの投稿を続ける芸能界の“権力監視戦線”に、新たに2人が加わった。一人は俳優の宍戸開(53)。7月15日にはツイッターに、

〈全国一律でやるなんざぁ、感染拡大させるようなもの。(中略)何よりPCR検査・医療現場に拡充!〉

 と投稿。明けて16日、政府が全国一律でのキャンペーン開始を断念し、東京都を除外したことが公になると、翌17日には、

〈だいたい逆だよね。旅に出たがったり、友人に会いに越境したりする人を「今はまだ感染拡大の恐れがあるのでご遠慮願います」と止めようとするのが政府側だと思うんだけどね〉

 などと追撃を加えた。

 この物言いに、芸能デスクも驚きを隠せない様子。

「宍戸は普段から礼儀正しいことで知られており、SNSを舞台にしたものとはいえ、上から目線の言い方は意外でした。酒でも飲んでいたのでしょうかね」

 ただし肝心の内容は、

「新聞やテレビの受け売りばかりで、特段目新しさは感じませんでしたが」

 他方、宍戸に先駆けた市川海老蔵(42)のツイートはどこかへっぴり腰。

〈四日連続ですね、/206人/夏にかけて/このままgotoキャンペーンで良いのかしら、、〉(12日)

〈今日290人という事ですが、/個人的にもっと辛いニュースが、/世の中どうなってる、、〉(18日)

 世間の反応を窺うようなトーンはブログも同様で、

〈今日の東京除外は/やはり/キャンペーンからの除外なだけのようですね、(中略)なんとも中途半端感が否めない。/なんだかなーと感じます〉(16日)

「まるでラーメン店や床屋で、店主を相手に世相についてボヤきながら、同意を求めるオヤジのよう」(同)

 感染が拡大する芸能人たちの“聞いてくれ放談”。これが第2波というわけか。

週刊新潮 2020年7月30日号掲載

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