「安倍土下座像」を広報宣伝に使った植物園長…左翼活動歴と獄中生活

国際 韓国・北朝鮮 2020年8月1日掲載

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廬武鉉元大統領をエスコート

 話を金園長に戻すと、当然ながら彼の「左翼運動に関する履歴」が注目されている。最終学歴は、高麗大学自然科学大学院修了で卒業した大学は確認できない。

 1949年生まれで、大学在学中の1970年代、朴正熙政権下、大統領緊急措置9号違反で3年間の獄中生活を送った。釈放後、その活動歴が災いして就職に失敗した園長は、農業に従事するなどし、現在の自生植物園をオープンした。

 文在寅(ムン・ジェイン、67)大統領が過去に大統領府民情首席を務めていた盧武鉉(ノ・ムヒョン、62没)元大統領は2008年7月21日、自生植物園を訪れ、杜松の木を植樹している。反日小説『太白山脈』を執筆したことで有名な小説家・趙廷来(チョ・ジョンネ、76)氏は「安倍謝罪像」を「永遠の贖罪」と命名。園長が「純粋な意図」で造形物を設置したのか、彼の左翼的思考が影響してのことなのか、簡単に判断がつく話だろう。

 事実、かつてのインタビューで、経営難でも自生植物園を完全閉園としない理由について、「趣味は植物園。多くの人が訪れる植物園を作ること以外にはできることは何もない」と明かしている。人が数多く訪ねてくるために反日カードを使ったのか、自身の念願である「日本へ戦争犯罪に対する真の謝罪と贖罪を望むもの」なのか、あるいはその両方なのか……。

張惠媛(チャン・ヒェウォン)
建国大学広報大学院でジャーナリズムの修士号を取得、漢陽大学政治外交学科大学院で国際政治を専攻。 現在フリー記者として活動中。

週刊新潮WEB取材班編集

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