「国際カルテル」摘発の脅威(下)ある日本人「逃亡者」の過酷体験

国内 政治

  • ブックマーク

「もう本当にいてもたってもいられない、まったく眠れない状態。事件があってからは夜もあまり眠れない。朝方は夢を見て起きちゃうというのはずっとあって。連れて行かれる夢ですよね」

 ある事件で米司法省に起訴され、日本国内にとどまっている日本人ビジネスマンの証言だ。

 前回の『(上)「巨額罰金」「刑務所送り」の日本企業と日本人』(7月16日)では、「自動車部品カルテル事件」で多数の日本企業が米司法省に巨額の罰金を科され、30人以上の日本人社員が米刑務所に投獄された経緯を紹介した。...

記事全文を読む

Advertisement

メールアドレス

利用規約を必ず確認の上、登録ボタンを押してください。