トランプ姪っ子のヤバすぎる「暴露本」 脱税疑惑で政治生命の危機に

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 今月14日、元側近のボルトン氏に続き、身内であるはずの姪っ子にまで暴露本『果てなき強欲』を出されたトランプ米大統領。

 国際ジャーナリストの山田敏弘氏によれば、

「著者で姪のメアリー・トランプは臨床心理士。トランプ大統領の異常な人間性をメアリーが解き明かしてくれると期待大でした」

 実際、その内容は期待通りのものだったといい、

「トランプの父親は非常に厳格で虐待まがいの躾(しつけ)は当たり前。自分にしか興味を持てない社会病質者だったそうで、それがトランプの人間性に大きな影響を与えていると分析しています。姉に宿題をやらせていたとか、大学受験で替え玉を使ったとか、姪の水着姿を見て“巨乳だな”と言ったとか。彼の生き方はズルそのものと、こき下ろされているんです」

 さらに、政治生命を絶たれかねない、こんな暴露も。

「彼女はトランプが父親から4億ドル以上の遺産を相続する際に、税金を“ズル”したことまで明かしている。トランプの脱税疑惑は、最高裁がニューヨーク連邦地検への納税記録の開示を命じるなど全米の注目の的。その開示も大統領選には間に合わないはずだったのですが、今回の暴露本で明かされることになってしまった」

 当然、トランプは猛反発。

「彼は出版を阻止すべく、ICUに入っていた瀕死の弟を退院させ、出版差し止めを請求させたと言われています。替え玉受験をしたという人物の妻が暴露本はウソだと主張しているのも、トランプの差し金ではともっぱらの噂」

 悪あがきも虚しく、早くも再選は赤信号。

週刊新潮 2020年7月23日号掲載

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