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「混んでます報道」やめませんか? 他人の炎上で稼ぐマスコミ(中川淳一郎)
県境をまたいでの移動が可能になった週末の6月20日、21日。全国各地で渋滞が発生し、行楽地は大混雑となりました。すると同時発生するのが「混んでます報道」なんですよ。
富士山5合目に来た一家がTVの取材に応えたのですが、高齢の外国人女性も一緒でした。男性が「インドネシアから来た妻の母と桜の時期に出かけたかったのですが……」と苦笑いをしていました。
察するに、義母が日本に足留めされ、ようやく親孝行ができた一家なのでしょう。「うわっ、オレ、全国に『気の弛んだ不届き者』扱いされちゃう! お義母さんに富士山を見せたかった、という必要至急の外出だとなんとか印象づけなきゃ」なんて思ったのか、その作り笑いには若干の罪悪感が滲み出ていました。...
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発想の転換が必要…海外の研究結果から学ぶ新型コロナ「第2波対策」
政府は19日、新型コロナウイルス対策として自粛を要請していた都道府県をまたぐ移動を全面的に解除した。感染リスクが高いとされたライブハウスやナイトクラブの休業要請も同時に解除されたが、第2波への備えにも関心が高まっている。
厚生労働省は16日、新型コロナウイルスに関する初の大規模な抗体検査の結果を発表した。検査は6月1日から7日にかけて、合計7950人を対象に実施された。欧米の2種類の試薬を用いてともに陽性となった場合のみ「抗体を持っている」と判断されたが、抗体を持っているということは、既に新型コロナウイルスに感染していることを意味する。...
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