「剛力彩芽」独立へ 前澤友作氏支援で子会社を設立、「アンビリバボー」降板か

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 このところ、波乱が相次ぐ「美の総合商社」とはいえ、彼女まで“抜ける”となれば、その衝撃は計り知れないだろう。

 数多(あまた)の美人タレントを擁するオスカープロモーションでは、今年に入って主力級の離脱がたびたび取り沙汰されてきた。そうしたなか、本誌(「週刊新潮」)が「ドクターX」シリーズの大ヒットで事務所の屋台骨を支え続けた米倉涼子の独立をいち早く報じたのは今年3月末のこと。

 スポーツ紙の芸能デスクが振り返るには、

「剛力彩芽、武井咲と共に“オスカー平成三人娘”に数えられた忽那汐里が退所したのが昨年末。続けて、さらに、岡田結実や長谷川潤、ヨンアといった面々もオスカーを後にした。大手の芸能事務所で、これほど立て続けにタレントが独立・移籍するのは異常事態という他ありません」

 老舗の芸能プロは、創立50周年を迎えた節目の年に、最大の正念場を迎えているのである。

 そんな折も折、記者の耳に飛び込んできたのは、あの“お転婆娘”の進退に関わる情報だった。

 つい先日、ZOZO創業者の前澤友作氏との復縁が報じられた剛力彩芽も、オスカーからの“独立”に向けて動き出したというのだ。

 44歳のIT長者と、17歳年下の美人女優のビッグカップルを巡っては、

「2018年5月に交際が発覚して以降、W杯の決勝戦を観るためにプライベートジェットでロシアを訪れたかと思えば、パリコレにもふたりで姿を現すなど、熱愛ぶりと、金満ぶりで話題を振りまいてきました。その後、昨年11月に『週刊新潮』と『女性セブン』が破局をすっぱ抜いたものの、今年4月になって『週刊文春』が港区内の高級レストランでの復縁デートを報じたのです」(同)

 前澤氏は今年の1月、AbemaTVで「お見合い企画」をスタートさせた。ところが、この企画はわずか3週間で中止に追い込まれてしまう。彼はツイッターで〈どうしても最後まで自分の気持ちを整理することができませんでした〉と弁解したが、その背景には、剛力への未練があるのでは、と囁かれてきた。

 そして、実際に元サヤに戻ってからは、これまでのオープン過ぎる交際から一転して“お忍び愛”を続けているという。ふたりを知る芸能関係者は、

「以前のような距離感ではないけれど、前澤さんと彩芽ちゃんが“いい感じ”なのは事実ですね」

 と話すが、復縁に首を傾げる向きも少なくない。

「そもそも、前澤さんと付き合い始めてから剛力の仕事は減る一方でした。かつてのCM女王も、現在のCM出演はゼロ。レギュラーの仕事はフジテレビ系の『奇跡体験!アンビリバボー』のみという有り様です。破局によって、ようやく女優業での巻き返しを図ると思われたのですが……。その矢先の復縁報道ですからね」(先のデスク)

 そんな剛力に降って湧いた独立話。彼女の友人が明かすには、

「彩芽にとって何よりもショックだったのは、米倉さんが事務所を独立したこと。というのも、彼女は以前から米倉さんに憧れ、女優としての目標と考えていたんですね。そんな大先輩がオスカーを辞めてしまい、他のタレントたちも続々と離れていく。彩芽は育ての親である古賀誠一会長には感謝していますが、それ以上に、このまま事務所に残って活動することへの不安を募らせているのです」

 加えて、目下の火種となっているのは、彼女にとって唯一のレギュラー番組である。フジテレビ関係者が打ち明ける。

「2カ月ほど前、剛力さんの担当マネージャーが、『アンビリバボー』を手掛ける制作会社に、“この秋から剛力を降板させてほしい”と申し入れたのです。その理由は“剛力が事務所をやめたがっている”からだという。制作会社側はコロナ対応で手一杯ということもあり、いまのところ態度を保留していますけど」

「アンビリバボー」は、初代MCの佐藤藍子をはじめ、オスカーのタレントがゲスト出演することの多い番組として知られ、

「もし事務所を離れれば、現実的に剛力がMCを続けるのは難しい」(同)

 前澤氏とヨリを戻す一方、虎の子のレギュラー番組を降板し、その上、オスカーとも袂(たもと)を分かつとなれば、“寿退社”という言葉も頭をよぎる。

 しかし、剛力が放ったのはそんな予想を上回る妙手。彼女は人知れず“新会社”を立ち上げていたのである。

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