佳子さまに新しい男性の存在で…紀子さまのお気持ちにも変化が…

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お相手候補リスト

 眞子さまのお相手の小室さんについて、交際が明らかになる前に、宮内庁側がいわゆる「身体検査」を行なったことはないとされている。

「その後、小室さんの母・佳代さんの借金問題や新興宗教との関係などが露見しました。“身体検査をしていれば対策のしようはいくらでもあったのに”と指摘するムキも多かったですね。それと小室さんは《お相手候補リスト》に載っていたわけではなく、眞子さまと同窓という関係が発展したものですよね……」(前出・別の宮内庁関係者)

《お相手候補リスト》とはいったい?

「家柄や育ち、経歴などに差支えるものがないかを総合的に判断したうえで、『合格』となった男子を宮内庁ではリストアップしています。結婚したり適齢期ではなくなったりすると外れるのはもちろん、折に触れてアップデートされる。旧皇族のみならず、旧侯爵などの末裔も含まれていますが、その枠を超えて、財界の有力者の子息や旧財閥系の御曹司、地方に本社を置く企業一族など、もう少し幅広いものになっている。2年前の10月に高円宮絢子(あやこ)さまと結婚された守谷慧さんもこのリストに名前がありました」

 こういったリストの歴史は今に始まったことではない。皇室内でも最重要の皇太子妃に関しては、特別態勢が敷かれていた。

〈皇太子妃選びの作業は、皇太子さまが学習院大学に在学中から始まった。天皇、皇后両陛下(当時皇太子ご夫妻)のお考えを伺いながら、宮内庁長官とごく限られた側近だけでひそかに進められた。初めは、まず旧華族の家系を中心にリストアップに着手した。皇太子さまが大学二年、二十歳になったころ、旧華族の集まりである「霞会館」に協力を求めた。同会館には、会員の子弟を対象にした結婚相談室があり、適齢期を迎えた会員の子弟の情報がコンピューターに登録されている。(中略)さらに皇太子さまが大学四年になった一九八一年には、学習院を対象に候補者となり得る女性のリストアップ作業が行われた。学習院院長に依頼。特命を受けたある教授が、ほかの学内関係者に知られないように二百人余をリストアップしたこともあった〉(毎日新聞1993年1月7日付)

「バブル時代には、世界の株式時価総額トップ10を日本企業が席巻していたことがありますよね。NTTとか銀行とか。リストにも、そういったところに勤めている人たちが少なくなかった。現在は全くいないとは言わないけれど確実に減っていて、代わりにIT系の方々も入ってきています」(同)

 佳子さまの後ろに見え隠れする男性との出会いがこのリストに基づくものなのかはよくわからないが、難しい局面ばかりが続いてきた秋篠宮家にあって、ポジティブな知らせと受け止められているようだ。

週刊新潮WEB取材班

2020年6月30日掲載

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