日本のコロナ対応は慎重すぎる 入国緩和に及び腰、テレワークが招く大うつ病時代

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 日本は諸外国にくらべ、開放に慎重である。いまも111の国や地域からの入国を拒んだままで、夏からビジネス関係者は1日最大250人ほど受け入れるとはいうが、対象はタイ、ベトナム、オーストラリア、ニュージーランドと、感染が拡大しなかった4カ国にかぎるという。

 現在、インバウンドの消滅による経済的打撃はもちろん、学術交流も文化交流も途絶え、学生の留学チャンスの喪失も、将来の日本に暗い影を及ぼしかねない。そこに立ちはだかるのも北海道大学の西浦博教授(理論疫学)である。...

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