何より「どうやって運転していたんだ!?」と首を傾げた人は多かっただろう。12月7日、川崎市麻生区の大学2年の女子学生(20)がスマートフォンを操作しながら電動アシスト自転車を運転し、歩行中の女性(77)をはねて死亡させた事故のことだ。
例えば時事通信は14日、「女子大生を書類送検へ」と報じ、「神奈川県警麻生署が、重過失致死容疑で大学2年の女子学生(20)を年内にも書類送検する方針を固めた」と伝えた。そして記事中には、
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アテもなく彷徨(さまよ)う徘徊老人が、凶器と化した車のハンドルを握る――。そんな椿事が思わぬ展開を見せた。事故を起こして子供の命を奪った容疑者が、逮捕されるも処分保留で野に放たれたのだ。今後、不起訴となれば、再び公道を走ることも赦されてしまうという。
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〈起訴するに足りる証拠がないので釈放する〉。2月16日、横浜地検が下した決定に、唖然としたのは被害者家族だけではあるまい。
昨年10月28日、自動車運転処罰法違反(過失致死傷)容疑で逮捕された合田(ごうだ)政市容疑者(88)は、神奈川県横浜市内で軽トラックを運転中、登校中の小学生の列に突っ込む事故を起こす。...
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