オスカー広報紙で分かったポスト米倉は「小芝風花」 “武井咲の妹”で元フィギュア少女

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表紙を飾った23歳

 芸能事務所「オスカープロモーション」が発行している、「OSCAR PROMOTION NEWS」という広報紙がある。

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 非売品のため、一般の元に届くことは、まずないという。テレビ局やスポーツ紙、出版社など、関係者に配られるものだ。

 手元に最新の「’20 SPRING Vol.59」がある。「日刊ゲンダイ」や「夕刊フジ」といった夕刊紙と、ほぼ同じ大きさだ。オールカラーで6ページ。所属芸能人の顔写真と出演番組などが掲載されている。

 オスカープロモーションといえば、美人揃いの芸能事務所として有名だ。公式サイトを見ると、後藤久美子(46)、上戸彩(34)、菊川怜(42)の順でプロフィールが紹介されている。

 一方、今回の表紙には、上戸彩、武井咲(26)、小芝風花(23)、真矢ミキ(56)の4人が選ばれている。そして、小芝が表紙に掲載されたことが業界で話題になっているという。芸能担当記者が言う。

「ご存知の通り、オスカーでは今、所属芸能人の退社が相次いでいます。一番のビッグネームは米倉涼子さん(44)。他にも草刈民代さん(55)、長谷川潤さん(33)、忽那汐里さん(27)、岡田結実さん(20)などという売れっ子が相次いで去りました。背景には役員のパワハラ問題があり、古参社員も相次いで辞めていると報じられました。今回の広報紙は、オスカー側が嫌なムードを吹き飛ばそうと、急遽、発行されたそうです。その表紙に小芝さんが掲載されたということは、オスカーが一丸となって彼女を推すという決意表明だと受け止められています」

 確かに上戸、武井、真矢、そして米倉という表紙が実現したのなら、いかにもオスカーという印象を持つ人も多いだろう。

 美女揃いのオスカーには、他にも話題を呼んだ宇垣美里(29)や、河北麻友子(28)という売れっ子もいる。だが、会社側はフレッシュな小芝を選んだことになる。期待の大きさが分かるというものだ。

「米倉さんの売上高は年に3億と言われていました。それが消えたのですから、オスカーさんも大変です。小芝さんは『美食探偵 明智五郎』(日本テレビ系列・日・22:30)でヒロイン役を熱演。現在は新型コロナ問題で放送が中止されていますが、初回の視聴率が10・0%(註:ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことも注目されました。オスカーさんは今後、会社の屋台骨を支える女優になると期待を込めて、広報紙の表紙に抜擢したのだと思います」(同)

“ポスト米倉”として期待されているわけだが、そもそも小芝が芸能界にデビューした時は、“武井咲の妹”という位置づけだった

 彼女は小学校3年生から中学2年生まで、フィギュアスケートに打ち込んでいた。大会で入賞するなど、かなり期待されていたという。

 フィギュア少女の心境に変化があったのは2011年。浅田真央(29)のCMを見て、「私もCMに出たい」と口にしたのだ。

 姉がオーディション雑誌を買ってきたところ、大手流通の「イオン」とオスカーが「ガールズオーディション2011~武井咲のお姉さん&妹キャラクター大募集~」を開催していたことを把握。何気ない気持ちで応募したという。

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