宮迫博之が「芸人YouTuber」のモデルに? 串カツ田中の命名権を2千万円で購入

エンタメ

  • ブックマーク

Advertisement

モデルケースに?

串カツ田中は2008年、東京・世田谷に1号店がオープン。16年に東証マザーズ、19年には東証1部上場も果たし、現在は全国でフランチャイズ含め約270店舗を展開中だという。こうした人気店が期間限定とはいえ、禊を済ませずに“自粛解禁”に踏み切った人物とタイアップとは、一抹の不安が残るところである。宮迫と共演した同社の貫(ぬき)啓二社長に聞くと、

「ネーミングライツを買っていただくお話は、事前に打ち合わせがあったわけではありません。その場で宮迫さんが言い出してくださったことなのです」

 とのことで、

「店の看板を全て『田中』から『宮迫』に替えるとなると費用が全然追いつかないので、メニュー表だけ替えるとか、看板の下に『宮迫』と書かれたバナー(横断幕)を掲げるなどの案を考えています。コロナの状況を見ながら、7月中には始めたいと思っています」

 自らのたこ焼き店の先行きも見通せない中、大型投資に踏み切った当の宮迫は、

「(ネーミングライツの件は)動画で話した通りです」

 先の記者が言う。

「3月末にはココリコの遠藤章造、4月下旬には今田耕司と、コロナ禍で劇場やテレビの仕事が減る中、ユーチューブに参入する人気芸人が増えています。騒動以来、宮迫は叩かれ続けてきましたが、最近ではそれも落ち着き、むしろ芸人ユーチューバーのモデルになりつつあります」

 先駆けた宮迫に一日の長あり。実にしたたかなのである。

週刊新潮 2020年6月4日号掲載

ワイド特集「新しい日常」より

前へ 1 2 次へ

[2/2ページ]

メールアドレス

利用規約を必ず確認の上、登録ボタンを押してください。