テラハ「木村花」さんに捧ぐレクイエム、プロレスファンでもそうでなくても…
「プロレスって不完全な人が愛される場所というか、完璧じゃなくて足りない人の場所だから、私のように学校では受け入れられなかった人間でもありのままでいられるんです」――。22歳で亡くなった木村花さんは生前、雑誌のインタビューにそう語っていた。等身大の自分について話しているようで、強さと弱さが同居する人間の業のようなものもまた指摘されているように聞こえる。ファン歴40年の徳光正行が送る、稀代のヒールへのレクイエム。
齢48にしてプロレスファン歴40年の私ですが、数々の名勝負に感動したり、憧れのレスラーに心を奪われたり、プロレスファンで本当に良かったと思うことは多々ありました。...