岡田晴恵教授、玉川徹氏は横綱クラス、コロナ禍のコメンテーター珍発言を振り返る

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国民は議事録なんて読みませんから

 さらにコメンテーターとして出演する読売テレビの高岡達之さんは、「国民は議事録なんて読みませんから」と畳み掛けました。議事録なんて読まないんだから、政治家が説明すべきでしょという理屈ですね。

 私はちょっと待てよと思うのです。しっかりと取材をするというか、それ以前に議事録をちゃんと読んでいれば、大臣の真意を伝えることができたのではないか。いわばメディア側の落ち度を自ら露呈してしまった格好ですよね。それなのに落ち度はスルーして、加藤氏のせいだと責任をなすりつけているように思えてしまいました。

「大臣が言ったことはあくまでも目安であって基準ではない。だから、変調を感じたら病院へ」と促すのが、政府と国民を繋ぐメディアの役目ではないでしょうか。

 枚挙に暇がないとは、こういう時に使う言葉なのではと思うほど、まだまだあるのですが、すべてを列挙すると数週間かかってしまいますので、特に引っかかった発言だけ並べさせていただきました。

徳光正行
1971年12月生まれ。茅ヶ崎市出身。日本大学芸術学部在学中よりミュージシャンを目指すが、父の病により断念。その後、司会業やタレント業に従事する。また執筆活動にも着手し『伝説になった男~三沢光晴という人~』『怪談手帖シリーズ』などを上梓。4月27日には岩井志麻子氏との共著『凶鳴怪談』を出版。

週刊新潮WEB取材班編集

2020年5月29日掲載

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