ビートたけしの“TBS支離滅裂反論”に元弟子の嘆き 「殿、どうか目を覚ましてください」

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 週刊新潮が報じた愛人妻の保険証詐欺に、ビートたけしはMCを務める「新・情報7DAYS ニュースキャスター」にて、支離滅裂な反論を展開した。詳細は別記事「ビートたけしの元弟子“公開侮辱”を垂れ流したTBS 愛人妻の保険証詐欺をめぐり」に譲るが、「元弟子が売れてえんだか何だか知らねえけど」「俺のネタを売って食ってんだよ」と、告発者を公開侮辱したのである。

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 件の番組を観た“元弟子”、石塚康介さん(42)が溜め息をつく。

「そもそも私は今、芸能活動を一切していません。飲食店でバイトをしながら糊口を凌いでいるのに、殿をネタにして食べているとは……。芸能人として『売れたい』なら殿の近くにいるのが一番で、殿に睨まれるようなことをするはずがないじゃないですか」

 そして、純な思いをこう吐露するのだった。

「私は役者志望で殿に弟子入りしたことになっています。でも、私が本当になりたかったのは『役者』ではなく『殿の弟子』でした。殿が作った映画を観て、なんて格好良い人なんだろう、とにかくこの人のお側(そば)にいたいと、それしか考えられなくなってしまったんです。ヴェネツィア国際映画祭で金獅子賞を受賞した『HANA-BI』でのラストの心中シーンは格別でした。妻役の岸本加世子さんに『ごめんね』と謝られ、戸惑い、はにかむようにして無言で彼女を抱き寄せるサングラス姿の殿。遠景には澄み切った空と海のキタノブルー。渋くて、格好良すぎる殿。完全にやられました」

 だからこそ石塚さんは、

「殿の『ニュースキャスター』収録が終わるのを狙って、2年間出待ちを続けたんです。そのうち殿の当時の運転手と親しくなり、『うちに入りたいなら役者志望って言ったほうがいいよ』とアドバイスしてもらった。それで私は『役者志望』になったんです」

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