ビートたけしの愛人妻、弟子に不正指示 保険証なりすまし使用が常態化

エンタメ 芸能 週刊新潮 2020年5月7・14日号掲載

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 ビートたけしの18歳年下愛人妻をめぐり、これまで週刊新潮ではその傍若無人な振る舞いを報じてきた。“たけしを「洗脳」した挙句、ケチにした”“キスシーンに嫉妬し、橋本マナミを共演NGにさせた”……。今回明らかになったのは、その極めつけともいえる、犯罪行為の指示である。

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「当時の私が置かれていた環境では、絶対的な存在の彼女の指示に逆らうことなど不可能でした。たとえ、『殿』を巻き込んでしまう保険証の不正使用という犯罪に関わることだったとしても……」

 と証言するのは、2010年にたけしに弟子入りし、翌年から昨年7月まで8年間にわたり運転手を務めてきた石塚康介さん(42)だ。オフィス北野の元社長・森昌行氏やマネージャーたちと同様、愛人妻こと横井喜代子氏(仮名)に「洗脳」されたたけしの元から去った人物である。

 横井氏から「彼(たけし)の薬が欲しいから保険証を使わせて」と持ち掛けられたのは、「殿」と横井氏が同棲を始めた後のことだったという。横井氏の指示に従い、都内の医院を訪ねた石塚さん。「話は通してあるから」と言われるがまま、自身の保険証を使い、たけし用の薬を渡されたという。

「たしか、風邪薬だったと思います。殿はその場にいないわけですから、当然診察してもらっていません」(同)

 これは、厚労省国民健康保険課によれば「刑法の詐欺罪が適用されることになるかと思います」という保険証のなりすまし使用行為。甲南大学法科大学院の園田寿教授(刑法)も「新妻と医院が共同正犯の罪に問われるでしょう」と語る。

 しかも、なりすましはこの1回だけではなく、以降は、事務所の他の人間が医院を訪れ、薬をもらっていたようだと石塚さんは指摘する。件の医院に石塚さんの保険証番号が登録されていたためか、石塚さんの手元にある〈国民健康保険医療費のお知らせ〉には、過去約5年分で総計45回の「なりすまし」の痕跡が見て取れるのだ。さらに遡れば、実際にはそれ以上に増える可能性がある。

 わざわざなりすましの保険証を使っていた理由について、たけしの保険証は幹子夫人(当時)が持っていたとした上で、石塚さんはいう。

「当時愛人だった横井さんは正妻だった幹子さんのところに私を行かせたくなかったのかもしれません」(石塚さん)

 週刊新潮の取材に、たけし側は「当社役員(注・横井氏のこと)が石塚氏に対して国民健康保険証を不正使用するよう指示したことなどございません」(T.Nゴンの代理人弁護士)と答えるのみ。新型コロナ対策に関連し、たけしは“国会議員は半分カネ返せ”と国政批判を行ってきたが、まず返すべきは自らの妻が「主導」した不正医療費である。4月30日発売の週刊新潮で詳しく報じる。