すしざんまい社長に3億円トラブル ロシアビジネスめぐり…告発者語る

国内 社会 週刊新潮 2020年4月16日号掲載

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 正月の初競りでマグロを1本数億円、毎年最高値で落札する。そんな羽振りの良さで知られる寿司チェーン「すしざんまい」の木村清社長(68)が、金銭トラブルに巻き込まれていた。ロシアより憎悪を込めて告発する人物の主張とは……。

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 東京・築地に本店を構え、全国各地に店舗を展開する「すしざんまい」。その運営会社・喜代村(きよむら)などのグループ企業を束ねる木村社長と、金銭トラブルを抱えていると話すのは、日本在住でサハリン出身のロシア人男性(41)だ。

「木村社長に頼まれて、私はロシアのサハリンでウニの加工工場を運営していました。ところが、昨年秋以降は彼からの支払いがストップ。従業員の給料も渡せないので、私が立て替えた2千万円ほどの支払いを求めているのです」

 必要な運営資金はその都度、木村社長側から貰っていたとして、こう話す。

「私は提示された借用書にサインしましたが、毎回なぜか渡された額の数倍の値が書かれており、総額で3億5千万円ちかい額を受け取ったことになっている。しかも木村社長からは4千万円の借金があるから返せと言われましたが、そんな大金など貰っていないので、債務不存在を主張していくつもりです」

 そもそも、なぜ彼は木村社長からロシアビジネスの“特命”を受けたのだろう。

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