コロナ禍で地獄を見た「民泊経営者」に降臨した「ワケありカップル」

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築40年ワンルームでも月に20万円

 九州で10カ所27室の民泊施設を管理受託している田尻和正(45)さんは、この半年で天国と地獄を味わった。

 民泊事業に乗り出したのは、2017年6月。当時は福岡市内で医療関係の仕事をしており、空いている時間を活用しながら二足のわらじを履いてきた。稼働は絶好調。築40年近いワンルームでも一部屋で月に15、20万円稼ぐこともあった。

 昨年11月には過去最高売り上げである300万円を記録。その間、日韓関係の悪化を受け、3割を占めていた韓国人旅行者がゼロになったものの、東南アジアからの利用者が増加し、売り上げをカバーした。...

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