長澤まさみの後継者に指名された「浜辺美波」 事務所は“目指せ映画賞”の大号令

エンタメ 芸能 2020年4月3日掲載

  • ブックマーク

 東宝芸能の公式サイトに掲載されている「NEWS」を閲覧する。すると、社として最も売ろうとしている女優は誰なのかは一目瞭然で、非常に興味深い。

***

 今年に入って「NEWS」のページに初めて記事が掲載されたのは、1月11日のことだ。そして3月30日までの約2か月半、合計18本の記事がアップされた。

 内訳を見ると、浜辺美波(19)に関する記事が4本、上白石萌音(22)と萌歌(20)の姉妹に触れた記事は5本で、この3人が記事数で上位を占めている。タイトルだけをご紹介しよう(註:以下、全角数字を半角数字にするなど、デイリー新潮の表記法に合わせた)。

●浜辺美波
【1】1月11日「井上雄太 浜辺美波主演ドラマ『アリバイ崩し承ります』に出演決定!」
【2】2月12日「浜辺美波 劇場版『名探偵コナン 緋色の弾丸』ゲスト声優に決定!」
【3】3月16日「浜辺美波 映画『映像研には手を出すな!』に出演決定!」
【4】3月24日「浜辺美波 新ドラマ『私たちはどうかしている』に主演決定!」

●上白石萌音・萌歌
【1】1月17日「上白石萌歌 ファースト写真集の発売決定!」
【2】1月24日「斉藤由貴 『⼦供はわかってあげない』に出演決定!」
【3】2月17日「上白石萌歌 舞台『ゲルニカ』に出演決定!」
【4】3月28日「上白石萌音 ドラマ『未満警察 ミッドナイトランナー』第2話&3話に出演決定!」
【5】3月30日「上白石萌歌 ドラマ『天使にリクエストを~人生最後の願い~』出演決定!」

 ちなみに1月24日「斉藤由貴」の記事は、タイトルに上白石姉妹の名前は書かれていないが、本文では冒頭から言及がある。

《上白石萌歌の主演映画『⼦供はわかってあげない』に、斉藤由貴が出演することが発表となりました!》

 浜辺と上白石姉妹に関する出演情報が上位を占めているのは、決して偶然ではないという。芸能関係者が明かす。

「今の東宝芸能は、浜辺美波さんと上白石萌音・萌歌姉妹に、社を挙げて、更に売り出そうとしています。東宝芸能にとって喫緊の課題は、長澤まさみ(32)の後継者を早く育てることです。その“ポスト長澤”の候補者として、浜辺さんと上白石姉妹が抜擢されたわけです。売り出し方も決まっていて、東宝芸能の上層部は、浜辺には映画賞を取らせ、上白石姉妹には連ドラをどんどんやらせろ、と檄を飛ばしているそうです」

“ポスト長澤”を目指す際、映画賞の受賞は大きな意味を持つという。長澤まさみ自身が賞を獲得することで、女優としての“ステージ”を上げていったからだ。

 2000年1月、長澤は東宝「シンデレラ」オーディションでグランプリを獲得し、芸能界にデビューする。12歳の栄冠は史上最年少の記録だった。

 そして03年に公開された映画主演作「ロボコン」[東宝:古厩智之監督]で、04年2月、日本アカデミー賞で新人俳優賞に輝いた。

 続けて同年5月の「世界の中心で、愛をさけぶ」[東宝:行定勲監督]では、自らの発案でスキンヘッドとなるなど、白血病に犯されたヒロインを熱演した。

 興行収入が85億円という大ヒット作となったほか、長澤は報知映画賞やブルーリボン賞などで助演女優賞を独占する。

 更に翌年2月には日本アカデミー賞でも最優秀助演女優賞を史上最年少で獲得した。ちなみに優秀助演女優賞を受賞したのは、以下の4人だった。

◆樹木希林(1943〜2018)「半落ち」[東映:佐々部清監督]
◆田畑智子(39)「血と骨」[松竹・ザナドゥー:崔洋一監督]
◆土屋アンナ(36)「下妻物語」[東宝:中島哲也監督]
◆YOU(55)「誰も知らない」[シネカノン:是枝裕和]

 今でも高い評価を受けている女優が多く、激戦だったことが推測できる。

次ページ:司葉子が憧れ

前へ 1 2 次へ

[1/2ページ]