ヨーロッパの人口の3割が犠牲になったことも──「疫病の流行」を人類はどう乗り越えてきたのか

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出口治明さんに聞く――「世界的ウイルス禍はグローバリズムの副産物」

 肺炎を引き起こす新型コロナウイルスの脅威はとどまるところを知らないが、「感染者数を少なく見せたい厚労省は検査に消極的だ」「専門家たちは政権に忖度しているのではないか」といった流言飛語が飛び交い、健康だけではなく、人の心まで蝕みはじめている。こうした疫病禍を人類はこれまでどう乗り越えてきたのか。立命館アジア太平洋大学(APU)の学長で、『全世界史』などの著書のある出口治明さんに話を聞いた。5月15日配信の電子雑誌「yom yom」掲載インタビューから抜粋する。...

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