2022年の大河「鎌倉殿の13人」、主演「小栗旬」で囁かれるNHKの心配事とは?

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小栗旬は事務所の社長にも就任

 記事が紹介した主演者を列挙してみよう。主役を務めた堺雅人(46)から始まり、草刈正雄(67)、大泉洋(46)、長澤まさみ(32)、小日向文世(66)、鈴木京香(51)、竹内結子(39)、山本耕史(43)、片岡愛之助(48)、内野聖陽(51)、桂文枝(76)――という具合だ。

 会見で堺雅人は「誰に焦点を当てても大河ドラマができるほど、素晴らしい役者が集まった」と胸を張ったが当然だろう。

 読売新聞が紹介した11人でさえ、ほんの一部に過ぎない。他にも哀川翔(58)、木村佳乃(43)、草笛光子(86)、黒木華(30)、近藤正臣(78)、高嶋政伸(53)、寺島進(56)、西村まさ彦(59)――ときりがない。

 とにもかくにも、「鎌倉殿の13人」が豪華なキャストになることは間違いなさそうだ。そして、小栗旬が俳優として、充実した時期を迎えているのは間違いない。その象徴とも言えるニュースが先日も報道された。

 女性自身の電子版は1月21日、「小栗旬 事務所社長就任へ『間違いありません』と現社長認める」の記事を配信したのだ。

 小栗の所属事務所はトライストーン・エンタテイメントだ。映画プロデューサーとして知られる山本又一朗(72)が設立したことも知られる。

 山本は「がんばれ!!タブチくん!!」[1979年/東宝東和/監督:芝山努(79)]がプロデューサーとしてのデビュー作だ。

 その後、「太陽を盗んだ男」[同年/東宝/監督:長谷川和彦(74)]や、近藤真彦(55)と中森明菜(54)の共演が注目を集めた「愛・旅立ち」[1985年/東宝/監督:舛田利雄(91)/特撮監督:川北紘一(1942~2014)]といった話題作に携わった。

 トライストーンの公式サイトを見ると、最も目立つ左上は小栗の写真だ。それから田中圭(35)、綾野剛(38)、若村麻由美(53)、木村文乃(32)、多岐川裕美(69)という順で写真が並ぶ。芸能関係者が明かす。

「近年のトライストーンは社内の派閥争いなどが聞こえてくることがありました。反発した社員が辞めるなど、ゴタゴタしている印象を持っていました。小栗さんが山本又一朗さんを尊敬しているのは有名な話で、そうしたことから社内の正常化を期待されているようです。経営は専門家のサポートを受けていますから、まずは所属タレントと社員をまとめ上げることに奔走するのではないでしょうか。事務所の看板役者が、同時に社長となって経営にもタッチするわけです。小栗さんだけでなく、トライストーンの今後にも注目が集まりそうです」

週刊新潮WEB取材班

2020年3月16日掲載

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