新型コロナ報道で「羽鳥慎一モーニングショー」が独走 立役者は大谷院長と岡田教授

エンタメ

  • ブックマーク

Advertisement

大谷院長が改めてマスク不足を語る

 医療現場の代弁者となっている大谷院長だが、ネット上では《そんなにテレビに出演して、本業の診療は大丈夫なのだろうか》という声もある。ご本人に聞いてみた。

大谷:私の出番が終われば、すぐにクリニックに戻り診療しています。今は新型コロナで皆が厳しい状況下におかれています。医療現場の声を少しでも届けられるならと思い、出演をお受けしました。しかし、あくまでも診療が優先ですので、取材に関しては早朝か診療後、または休診日で受けるようにしています。

――昨年末に出版された「絶対に休めない医師がやっている最強の体調管理」(日経BP)には、手の洗い方、マスクはゴム紐を触るといった感染予防や、免疫を落とさないためには睡眠が重要とも説かれている。大谷院長は今、睡眠は取れているのか。

大谷:確かに睡眠時間は短くなっています。しかし、今のように出演するのは一時的なことですから。

――高視聴率は大谷先生のおかげとの声もあるが。

大谷:私はタレントではありませんので、その辺りは分かりません。

――政府はマスク増産を発表しているが、医療現場のマスク不足は改善されたのだろうか。

大谷:現場では、医師会を通じて防護服などが支給されましたが、マスクが不足している状況は変わっていません。そのため、かつては一日に何十枚もマスクを交換して使っていましたが、今は午前と午後に1枚ずつ。うちのスタッフにもそういう使い方をしてもらっています。

――ちなみにマスクを使用途中で外すときには、どう保管すればいいのか。

大谷:私はティッシュの上などに置いています。その折にも、あくまでも表面は触らずに、ゴム紐だけを持ちます。もちろん、ゴム紐にもウイルスが付着している可能性は考えられますから、手洗い、アルコール消毒は欠かせません。

 さて、視聴率はどこまで伸びるか。

週刊新潮WEB取材班

2020年3月9日掲載

前へ 1 2 3 次へ

[3/3ページ]

メールアドレス

利用規約を必ず確認の上、登録ボタンを押してください。