新型コロナ報道で「羽鳥慎一モーニングショー」が独走 立役者は大谷院長と岡田教授

エンタメ 2020年3月9日掲載

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厚労省が噛みつく

 3月4日、「モーニングショー」が再度、12・5%を記録する。

「前日には厚生労働省が、テレワーク導入の中小企業に助成すると発表していますが、これはそれほど大きな問題ではなかったと思います」(同)

 では、高視聴率の要因は?

「とにかく『モーニングショー』は、約2時間の放送時間をほとんど全部、コロナネタに費やしています。もはやコロナ問題は、地域限定のニュースではなくなり、日本人全員が当事者となっています。そうした時には、徹底してやり続けるのが必勝パターンです。加えて、キャラの立った出演者の存在も大きい。『モーニングショー』には池袋大谷クリニックの大谷義夫院長、国立感染症研究所の元研究員で白鴎大学の岡田晴恵教授がレギュラーのように出演して、コロナを解説しています。これは強い」(同)

 大谷氏は、東京医科歯科大学呼吸器内科医局長、米国ミシガン大学留学などを経て、池袋大谷クリニックを開業。全国屈指の呼吸器内科の患者数を誇るクリニックの院長である。臨床の第一人者として活躍しているので、発言にも自信が感じられるし、その指摘は具体的でわかりやすい。

 また岡田氏は、厚生労働省国立感染症研究所ウイルス第三部研究員を経て、現在は白鴎大学教育学部教授で専門は感染免疫学。いずれも、新型ウイルスについて意見を述べてもらうにふさわしい。

「4日の放送では、医療現場のマスク不足を取り上げていましたが、放送後に厚生労働省の公式Twitterが番組を名指しで噛みついたことが話題となりました」(同)

《3月4日午前8時からの「羽鳥慎一モーニングショー」の出演者から、「まずは医療機関に配らなければだめ。医療を守らなければ治療ができないから、医療機関、特に呼吸器関係をやっている人に重点的に配っていく」とのコメントがありました。》

《厚生労働省では、感染症指定医療機関への医療用マスクの優先供給を行ったほか、都道府県の備蓄用マスクの活用や日本医師会や日本歯科医師会のルートを活用した優先配布の仕組みをお知らせしています。》

「岡田教授の発言に対する反論でしたが、これに対して『モーニングショー』は全国感染症指定医療機関に取材し、マスクが届いていないことを厚労省に伝えた。すると、“優先供給を行った”は言い過ぎだったと認めざるをえなくなりました。結果的に、厚労省も『モーニングショー』の高視聴率に貢献しているかもしれません」(同)

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