石橋貴明の新番組は深夜枠で関東ローカル フジテレビ“最後の恩返し”になるのか
「石橋貴明のたいむとんねる」（フジテレビ）が3月いっぱいで終了することが発表された。これでタカさんの地上波レギュラーは消えると報じたメディアもあったが、どっこい、4月からは新番組「石橋、薪を焚べる」（同）がスタートする。ただし、深夜枠の関東ローカル……。
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前身番組も含めれば30年近く続いた「とんねるずのみなさんのおかげでした」（フジ）の終了と引き換えに、18年4月に始まったのが「たいむとんねる」（月曜23:00～23:40）だった。民放プロデューサーは言う。
「とんねるずのコンビとしてではなく、タカさん単独のトーク番組でした。ゲストを招いて昔を振り返る番組は、当初あまり話題になりませんでした。すぐに打ち切りとも報じられましたが、1年後にMCの1人、ミッツ・マングローブが降板して番組は継続。トークの内容もタカさんが“気になること”に変わっていき、ゲストに人気芸人を招くなどしてテコ入れして、評判も良くなりました。それでも、視聴率は3％台をウロウロして、厳しい状況が続いていました」
正直言って、よく2年も続いたものだ。
「やはり、フジにとっては30年近くバラエティ番組の顔として貢献してもらった恩がありますから、無下にはできないのでしょう。『たいむとんねる』は共同テレビの制作で、同社社長は『おかげでした』でノリさん（木梨憲武）が演じた“小港さん”のモデルとして知られる港浩一氏。番組プロデューサーも『おかげでした』以来の付き合いである関卓也氏です。“とんねるずシンパ”はまだまだ力を持っていますからね。それでも、23時台なら視聴率は関係ないとは言えません。同じ時間帯でも5％以上取る番組はあるわけですから、そのまま続けるわけにはいかなかったのでは」
ちなみに、港氏はデイリー新潮「『とんねるず』を見出した名物プロデューサーが語る『みなおか』の“人気と終焉”」（18年1月6日配信）で、とんねるずへの思いを語っている。
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