阪神優勝へのキーマン 「近本光司」“2年目のジンクス”を考える

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 矢野燿大体制2年目を迎えている阪神。春季キャンプでは、新外国人のボーア、サンズ、ガンケルに注目が集まったが、その傍らで彼ら以上に順調な調整ぶりを見せて話題を振りまいたのが、指揮官と同じく2年目のシーズンとなる近本光司である。

 目に付いたのが、パンチ力だった。今年初の対外試合だった2月8日の中日戦(練習試合)で右中間を鋭く破るタイムリー三塁打を放つと、翌日の日本ハム戦(同)ではライトの芝生席へ“今季1号弾”。報道陣に対して「最近は力を入れないで軽く打っている」と新たな“脱力打法”への挑戦を明かすと、同18日の紅白戦では、西勇輝のストレートを再びライトへ放り込んで「うまく脱力で打てました」とコメントしていた。...

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