宮迫博之、吉本側と接触も遠い再契約 YouTuber転身をさんまに聞くと

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「オレも出たいくらいや」

 他方、4年前に福岡県で起きた金塊強奪事件の主犯・野口和樹被告は、最近、刊行された自著で、宮迫と北新地のクラブで同席していたとの報道に触れ、〈宮迫さんの金銭授受の件については、私から何かを話すということは控えたい〉〈ただ、これだけは言える。いちばん真実を知っているのは、宮迫さん本人であるということだ〉と意味ありげに綴っている。

「実は、都内でも宮迫が半グレと飲んでいたとの情報がある。吉本にしてみれば、契約を結び直して地上波の番組に復帰させても、新たに反社とのスキャンダルが暴露されては目も当てられない。またスポンサーに迷惑をかけることになりますから。宮迫は反社との絡みという“グレー”なイメージを払拭できていないのです」(芸能関係者)

 ちなみに、吉本側は宮迫と岡本社長との話し合いについて否定。ところが、当の宮迫を直撃したところ、

「誰から聞いたん!?」

 という言葉が返ってきた。

 宮迫が続けるには、

「その件はちょっと、会社も関係するのでお話しできなくて……。まぁ、吉本の人にお会いして報告はしています。個別に色々と」

 芸人仲間からの批判には、

「それぞれの意見があるので、ええ、その点は受け止めています」

 そもそも、“転身”について後見人のさんまには報告していたのか。

「それはもちろん。ちゃんとご報告して“わかった”と確認は取っています。ただ、ユーチューブで活動はしていきますけど、ユーチューバーになったワケではないんです。今後は舞台とか、色々と目指していくつもりではいるので……」

 そこで、“恩人”であるさんまに宮迫のユーチューバー活動について尋ねると、

「そら、おまえ、アイツの自由や。自分のことなんやから。そういうこっちゃ」

 芸人仲間から批判が相次いでいることにも、

「そうか……。ただ、溺れてるもんには誰かが手を差し伸べた方がええやろ」

 では、ユーチューブを敵視していたさんまは事前に“転身”を知らされていたのか。

「そら、もちろん、もちろん。オレも出たいくらいや。もうええやろ。気をつけて帰れよ。あいよー」

 あくまで渦中の後輩を庇うのだった。

 溺れる宮迫が新たに掴んだのはユーチューブという藁。だが、大恩ある先輩の手を掴み損なえば“芸人”としての未来を失う。“雨上がり”は来るのか。

週刊新潮 2020年2月20日号掲載

特集「さんまが本誌に語った『宮迫博之』YouTuber転身の是非」より

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