橋本五輪相と高橋はるみ議員の「公選法違反」疑惑、核心の「裏領収書」を公開!

国内 政治 週刊新潮 2020年2月13日号掲載

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橋本五輪相・高橋議員疑惑の核心 ウグイス嬢が書いた「裏領収書」(1/2)

 橋本聖子・五輪担当相(55)と高橋はるみ・参議院議員(66)に浮上した「公選法違反」疑惑。両名は早速、報道を否定。火消しに躍起だが、ならば見せたいのが「裏領収書」。これを見れば違法行為は一目瞭然なのである。ウグイス嬢「疑惑の核心」第2弾――。

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 本誌(「週刊新潮」)報道後、橋本、高橋両名が記者に囲まれ、疑惑を否定したその週末――。

「裏領収書」の画像を携え、第1弾で「美人」と記した疑惑のウグイス嬢・吉田優子さん(仮名)の元を訪れると、彼女はまくし立てた。

――領収書を確認してほしいのだが。

「そんなの知らん」

――日当は(法定上限を超えた)1万8千円ですよね。

「そうじゃないんだから」

――では、この領収書は?

「(一瞥もせず)知らないよ。どこから持ってきたか知らないけど、知らん。事務所に聞いてよ。だいたい、こないだのあんたのところの記事、私が『美人』てことしか合ってないやん。全部間違ってる」

――では、領収書、見てもらえませんか。

「もういいよ。老眼だから見えない。私、美人だけど老眼だから、さ。またやるなら、また美人て書いてよ。50代半ばには見えないってさ。で、改めてウグイスの取材に来てよ。どれだけ大変かってさ……」

 かくして今回もまた、彼女を「美貌のウグイス嬢」と記すことになった次第だが、話を逸らさんと必死なのは、逆に疑惑の深さを物語る、ということか。

 本誌が両名の「公選法違反」疑惑を報じたのは、1月30日発売号であった。昨年夏の参院選。橋本氏は5選を、高橋氏は道知事から国政進出を目指して、それぞれ全国比例、北海道選挙区で出馬した。両者は選挙戦でしばしば街頭演説を共に行い、お互いへの投票を呼び掛けていた。その両陣営がウグイス嬢のまとめ役として共に指名したのが、冒頭の吉田さんである。「かけもち」として多忙な選挙戦を勤め上げた彼女だが、両者を当選に導いてしばらく経った今、その報酬などの扱いを巡って疑惑の発火点となっているのだ。

 まずは高橋議員サイドの疑惑が三つ。

 一つ目は、吉田さんに、法定上限の日当1万5千円を超えて、1万8千円の報酬を支払ったのではないか、という点だ。自民党の道連関係者によれば、

「高橋さん陣営は、ベテランの吉田さんを使うに当たり、法定額では無理と考えていた。で、日当を3千円多い額にしたんです。でも、もちろん、選挙後に選管に提出する『選挙運動費用収支報告書』にはその旨は記載できない。で、超過した3千円×勤務日数分の報酬については、自分の後援会から適当な名目をつけて支払う形で処理した」

 二つ目は、「たこしゃぶ事件」。選挙期間中の7月11日、吉田さんを含む高橋陣営のスタッフは、遊説先の稚内市内のホテルに宿泊した。そこでは夕飯に「たこしゃぶ」が出るなどして、1人頭の宿泊費は2万円を超えた。法定上限は1万2千円だから、頭を抱えた陣営は合計で40万を超える会計を収支報告書に記載せず、裏で処理してしまった――という疑惑である。

 三つ目は、収支報告書に記載してある吉田さんの勤務日数がデタラメであること。実際は、全日6日間、半日6日間の勤務であったところ、会計上の都合で杜撰な処理を行った結果、報告書には全日11日、時間勤務が3日との記載となっているのである。

「報酬が上限額をオーバーすれば、運動員買収に当たりますし、収支報告書に記載しなかったり、事実と異なった記載をすれば『虚偽記載』に問われる。いずれも事実なら、公選法違反に当たります」(公選法に詳しい、神戸学院大学の上脇博之教授)

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