石原さとみより川口春奈を! 聖火リレー・長崎県出走者に疑問噴出

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 スタートまで50日を切った東京五輪の聖火リレー。3月26日に、なでしこジャパンが福島県でスタートし、その後47都道府県を約4カ月かけて回る。

「多くの芸能人やスポーツ選手が走りますが、壇蜜は秋田、具志堅用高は沖縄など、基本的に生まれ故郷や育った地を走ることになっています」(芸能担当記者)

 そんな中、女優の石原さとみ(33)の出走地が長崎県になったことに疑問の声があがっているという。

「石原は生まれも育ちも東京で長崎には縁がない。長崎が舞台の映画が出世作とかいったこともない。意図不明な選定が波紋を呼んだのです」(同)

 これについて、県庁スポーツ振興課の担当者は、

「基本応募要件にある通り、長崎県にゆかりがある方ということが条件になっています。石原さんの場合、10年以上前に仕事で被爆者の方と出会い、感銘を受けてその後、プライベートでも会いに行ったという経緯があった。これが“ゆかり”と判断されたのです」

 このやや強引な解釈に地元から物言いがついた。この担当者が明かす。

「長崎で生まれ育った市民ランナーの方から『他県の人が走るなら、自分が走りたかった』というご意見がありました。他にも、長崎県五島市出身の女優・川口春奈さんが、現在大河ドラマで活躍中ですので、『どうして石原さんを走らせて川口さんが走らないのか』という声も頂戴しています」

 大人気女優の石原といえども、“地元贔屓”には勝てないようだ。

「川口は最近ユーチューブを始め、故郷の家族を訪ねる動画を最初にアップしました。東京で活躍しながらも地元愛が強く、郷里の人からも愛されている。石原より川口が推されるのもよく分かります」(先の記者)

 こんなところにも五輪への切符を懸けた戦いが。

週刊新潮 2020年2月13日号掲載

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