「有吉ゼミ」の人気で民放のバラエティ番組に“激辛ブーム”が到来 今後を心配する声も

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藤原竜也は「ハバネロソフト」に悶絶

 何となく雰囲気は理解いただけたのではないだろうか。そして《元ラグビー日本代表》とスポーツ選手が出演している。

 ちなみに出演したのは伊藤剛臣(48)と大西将太郎(41)の2人。90年代から00年代にかけて代表に選出され、ラグビー日本代表が苦しんだ時代を知っている世代だ。

 この「有吉ゼミ」が“渋い”スポーツ選手を出演させることを、マツコ・デラックス(47)が絶賛したことがある。

 19年3月に「マツコ&有吉 かりそめ天国」(テレビ朝日系列・金曜・20:00)でマツコは『有吉ゼミ』の「チャレンジグルメ」を熱心に視聴していると言及。他局の放送を評価したということで、ネット上でも話題となった。

「北海道新聞が掲載する投稿ですから、誰も知らないマイナーなテレビ番組の批判を取り上げるはずもありません。番組名を伏せても、少なからぬ読者が“『有吉ゼミ』だな”と分かるくらいに人気がないと意味がないわけです。そういう観点から56歳主婦の投稿を読み直してみると、『大食いチャレンジ』の激辛バージョンに相当なインパクトがあることが分かります。事実、激辛料理を取り上げているテレビ番組が増えています」(同・記者)

 今年に入って話題となった“激辛番組”を少し紹介してみよう。ネットやツイッターで検索すると相当な数になるが、厳選して3本にした。

 日付順で、トップバッターは1月7日に放送された「ウチのガヤがすみません!」(日本テレビ系列・火曜・23:59)だ。

 この週は吉高由里子(31)がゲスト出演したのだが、彼女の大好物は何と激辛料理。スタジオで唐辛子をふんだんに使った料理が調理され、他の出演者が試食すると悶絶。ところが吉高は涼しい顔で平らげ、「美味しいです」と余裕の微笑を浮かべた。

 1月15日の「1億人の大質問!?笑ってコラえて!」(日本テレビ系列・水曜・19:56)は2時間SP。「超人気者が行く!ダーツの旅スペシャル」には藤原竜也(37)が出演し、福島県の平田村を訪れた。

 村民から「しばざくらの里 道の駅ひらた」の「ハバネロトッピングソフト」が名物だと教えてもらったため、藤原とスタッフが訪問する。

 駅長は「この後、撮影にならないかも」と再考を要請するが、藤原は最も辛い「地獄級」を選択。すると職員が「自らの意思と責任で食べた」という内容の“念書”にサインを求めた。

 実物が登場すると、匂いをかいだだけで藤原は咳き込む始末。ほんの少量を口にしても動けないほどのダメージを受ける。最後に藤原はスタッフに一口ずつ試食させると、阿鼻叫喚の大騒動となった。

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