桃田賢斗、交通事故でPTSDの懸念 JOC山下会長にもダメージ?

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怪文書騒動の直後に…

 今回の事故は金メダル獲得を目指す桃田の前にそれを阻む「鬼」となって立ちはだかりそうなわけだが、スポーツジャーナリストの谷口源太郎氏はその「余波」についてこう言及する。

「JOC(日本オリンピック委員会)は東京五輪で金メダル30個を目標に掲げていますが、これまで最高でも16個で、そもそも実現は極めて難しい。その上、金メダル筆頭候補だった桃田が獲れないとなると、『仲間を信じてひたむきにプレーすれば間違いなく(30個に)到達する』と宣言しているJOCの山下泰裕会長の皮算用に大きな狂いが生じることになるでしょう」

 つまりこの度の事故は、桃田だけでなく山下氏にとっても「痛い」事態となりかねないのである。

 折も折、本誌「週刊新潮」1月23日号「山下泰裕五輪委員『政府の操り人形』『英語力の低さ』怪文書でバッシング」で報じた通り、山下氏の資質を問題視する怪文書が各機関にばら撒かれていたことが発覚したばかり。その直後に、彼にさらなる「不幸」が襲い掛かる泣きっ面に蜂の「参った!」状態で……。

 山下氏には何かが「憑(つ)いてる」のかもしれない。

週刊新潮 2020年1月30日号掲載

ワイド特集「人生の鬼門」より

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