ヘンリー王子夫妻「王族離脱騒動」から眞子さま・小室圭さんを連想せずにいられない

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 新年早々、英国から驚くべきニュースである。王位継承順位6位のヘンリー王子とメーガン妃が「高位王族」から退くと表明した。今後は公務をセーブしながら経済的な独立を目指すというのだが、思い浮かぶのは、近未来が懸念される我が国のカップルである。

 渦中の王子夫妻は8日に突如、インスタグラムで次のように表明したのだった。

〈新たな役割を切り開くため、変わることにした〉

〈英国と北米で時間のバランスを取ろうと思う〉

 英国王室に詳しいジャーナリストの林雪絵氏が言う。

「二人の結婚は2018年5月。その半年前に婚約を発表しましたが、米国出身の女優だったメーガン妃については、母親がアフリカ系、王子より3歳年上、そして再婚だなどと散々論(あげつら)われてきました。また、それと前後して彼女の家族との不和も次々と暴かれていった。異母姉は“暴露本を出す”と敵意を露わにし、父親もパパラッチと組んで大金を手にし、結婚式をドタキャンするなど話題には事欠きませんでした」

 昨年5月には長男アーチーちゃんが誕生。が、その直前、夫妻はケンジントン宮殿からロンドン郊外へと転居する。新居の改装におよそ4億円かかったことも、槍玉に挙げられてきた。

「昨年秋には、大衆紙の報道にさらされるヘンリー王子が『(しつこいメディアの取材が)母の人生をだめにした。でも、妻の人生まではそうさせない』などと口にしたと報じられました。独身時代から追い回されてきたことに業を煮やし、今回の決断に繋がったのではとみられています」(同)

 が、こうした一方的な“宣言”については、

「英王室では1936年、離婚歴のある米国人女性と結婚するため1年足らずでエドワード8世が退位した『王冠をかけた恋』が知られており、それに匹敵する衝撃で受け止められています。事前にエリザベス女王やチャールズ皇太子に相談がなかったと言われ、夫妻の思惑通りにことが運ぶかどうかは不透明です」(同)

 さる13日には、事態を打開すべく女王が別荘にヘンリー王子を招き、チャールズ皇太子や兄のウィリアム王子も出席して“緊急会談”が開かれた。女王は王子夫妻の願いを全面的に支持するとの声明を発表したのだが、現地在住ジャーナリストいわく、

「現在、ヘンリー王子夫妻の年収はおよそ3億円とみられ、その95%がチャールズ皇太子の所有する広大な『コーンウォール公領』の収益で、残り5%が国民の税金『王室助成金』で賄われています。夫妻はこの助成金だけ放棄する代わりに、自ら収入を得るべく、爵位にちなんだ『サセックスロイヤル』ブランドで100以上の商標登録を行っています。ですが、その一方で“王室から退くのなら財政支援は止める”とのチャールズ皇太子の意向も報じられているのです」

 ここで否応なく脳裏をかすめるのが、結婚に関する行事が2年延期となった秋篠宮家の長女・眞子さまと、米国留学中の小室圭さんのカップルである。

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