宇津井健の遺産争いは決着していた! クラブママの未亡人が明かす真相

エンタメ

  • ブックマーク

Advertisement

「ノーサイド」

「なつめ」の経営が傾いているという噂もあったため、周囲からは“結婚は財産目当てだったのでは”などと訝(いぶか)しむ声が噴出。ホテルオークラ(東京)で開かれたお別れの会を境に、争いは決定的なものになってしまう。

 きっかけは、息子が作成した案内状だった。そこに未亡人の名前が記載されなかったことで“面子を潰された”と激怒した彼女は、名古屋に新たな墓を建立し遺骨を納めてしまったのだ。

 そう報じられもしたが、あれから歳月が経ち宇津井家の面々はどうなったのか。

「遺産問題は、とうの昔に解決していますよ」

 と明かすのは、当の未亡人である文恵さんだ。

「最初から遺産を貰うつもりはなかったので、健が亡くなり1年も経たないぐらいで、放棄することを(息子側に)伝えました。確かに、お別れの会の案内状には、お願いしたのに私の名前が書かれなかった。無視されて怒ったことはあるけれど、私は揉めるのがキライだから、あれからすぐに辞退したんですよ」

 遺骨の行方についてはこうも言う。

「一度は全部引き取りましたが、2年ほど前に申し出があって取りに来られたので分骨しました。それ以来、彼とは連絡をとっていませんし、付き合いもない。息子には違いないわけだけど、こちらからごちゃごちゃ言えば可哀そうだし……」

 もう一方の当事者である宇津井のご子息に訊くと、

「遺産も放棄され、お骨は分骨して貰いました。ここに至るまでのことは詳しく申し上げませんが、いろいろありました。互いに言いたいこともあるでしょうが、彼女の主張の真偽も含めて、私から特に申し上げることはありません。すべては済んだことであり、もはやノーサイドです」

 女の意地で宇津井との純愛を証明してみせた未亡人。手元に遺ったのは、夫婦の歩みが記録された数々のツーショット写真だという。

週刊新潮 2020年1月16日号掲載

ワイド特集「『初夢』『正夢』『悪い夢』」より

前へ 1 2 次へ

[2/2ページ]

メールアドレス

利用規約を必ず確認の上、登録ボタンを押してください。