上皇ご夫妻を祝賀訪問した三権の長に疑問噴出…終わらない「二重権威」問題

国内 社会 週刊新潮 2020年1月16日号掲載

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分かっていながら宮内庁「二重権威」のジレンマ(2/2)

 令和初の新年一般参賀では、天皇皇后両陛下が計5回、お出ましになった。上皇ご夫妻も午前中の3回お出になったのだが、昨年12月27日に開かれた宮内庁長官の記者会見では、記者からその“経緯”について質問がなされた。かねてより二重権威が議論されている中、四方が並ばれる一般参賀の在り方について宮内庁は検討をしたのか、という旨である。

 長官は〈上皇陛下のお姿を拝見して、今上陛下と並ぶ権威だと感じる人はそんなにいないのではないか〉と回答したものの、二重権威と映りかねない状況を調整するのは、本来、役所の仕事である。...

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