ゴーンの逆襲が始まる…「日本バッシング」「正当化キャンペーン」に警戒せよ
日本としては面目丸潰れとなった今回の逃亡劇。国家の威信をかけても“ゴーン奪還”に動き出したいところだろうが、一体それは可能なのか? はたして強硬策や秘策はありや……。
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日本政府は、国際刑事警察機構(ICPO)を通してレバノン政府にカルロス・ゴーン(65)の引き渡しを求めているが、先方は犯罪人引き渡し条約を結んでいないことを盾に応じる気配がない。
「日本はもっと毅然とした対応をとるべきです」
とは、元外務省主任分析官で作家の佐藤優氏だ。...