国会に乱入、議員へ暴行も…反文在寅の急先鋒「太極旗部隊」の正体

国際 韓国・北朝鮮 2020年1月15日掲載

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支持率が急落した韓国の保守政党

「反日大統領」として、日本メディアからこれでもかと忌み嫌われている韓国の文在寅氏。なかには勢い余って文政権の対抗勢力=保守派の政権返り咲きを待望するような言説も見受けられるが、その期待が報われる見込みは薄いかもしれない。このところ保守派の野党第1党=自由韓国党が「極右化」に突き進んでおり、中道層の票離れが不可避と見られているからだ。

 韓国は80年代の民主化以降、軍事政権の流れを汲む保守派、それと対峙する進歩派が政権を奪い合ってきた。1998年から盧武鉉、金大中と進歩派の政権が2代続いた後、2007年から保守派の李明博、朴槿恵が政権を担当。そして2017年5月から現在の進歩派=文在寅政権、という流れだ。

 李明博時代の保守与党=ハンナラ党は後にセヌリ党に改称して朴槿恵政権を支えた後、2017年2月から自由韓国党に名前を改めた。その支持率は朴政権時代の2016年3月の44.1%(リアルメーター社調べ・以下同)を最後のピークとして、2017年4月には9.7%にまで落ち込んでいる。理由はもちろん、この間に噴出した「国政介入事件」とそれにともなう朴槿恵前大統領の弾劾・罷免だ。

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