逮捕の「秋元司」議員、美人妻はハワイに高飛び 六本木セレブ生活からの転落

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五つ星ホテルで披露宴

 夫妻の知人に尋ねると、

「ある代議士の秘書を務めていた彼女は、秋元議員とはいわゆる“職場結婚”だったこともあって、10年前に行われた結婚式は、それはもう華やかでしたよ」

 会場は、六本木ヒルズにある五つ星ホテル「グランドハイアット東京」で、披露宴に招かれた来賓も錚々たる面子だったと続ける。

「河村建夫元官房長官をはじめ、伊吹文明元衆院議長、青木幹雄元参院会長、中曽根弘文元外相といったベテラン議員が揃い、司会は元フジテレビアナウンサーの露木茂氏が務めました。新婦側の実父は、フジサンケイグループの関連企業の元社長、実母はニッポン放送の元局アナという縁で、白羽の矢が立ったそうです」

 新婦はモデルの菜々緒を彷彿させる細面の美人で、秋元議員は金屏風の前で終始、満面の笑みを崩さなかったそう。幸せを手に掴みながら、なぜ彼は危ない橋を渡り続けてしまったのか。

 かつて秋元議員は、「月刊公論」(19年6月号)の対談でこう語っていた。

〈私は2世議員でも、お坊ちゃんでも、タレントでも、ましてやエリートでもない。掲げる理念と行動力のみが、全てですから〉

 あるベテランの自民党関係者に言わせれば、

「大東文化大に入学後、とにかく政治家になりたいと、衆院議員だった小林興起氏に志願して秘書となり、04年の参院選挙に自民党から出馬したんだ。全国比例で、竹中平蔵氏に次ぐ2位の得票で初当選したけど、当時は比例名簿が五十音順の記載だから、『あ』から始まる彼は有利だったと陰口を叩かれるほど、政治家に必要とされる『地盤、看板、カバン』がなかった」

 実際、次の参院選で秋元議員は落選するものの、それくらいではへこたれない。衆院に鞍替えして東京15区から出馬した12年の総選挙では民主党大惨敗の“神風”が吹いて、比例で復活、その後は安倍チルドレンとして3回の連続当選を果たしてきたのだ。

「大きな組織を持たない彼は、カネと支持者を集めようと必死だった。深夜営業の延長などの法改正を目指す『ダンス文化議連』が発足した時には事務局長を志願して、音楽業界をはじめ銀座や六本木の飲食業界の関係者からの陳情を一手に引き受け、ネオン街に集う人脈を作っていった」(同)

 煌(きら)びやかな世界へと吸い寄せられるあまり、自ら誇る〈行動力〉を、夜の闇へと向けてしまったのか。

 秋元夫人の実家に訊(き)くと、

「(娘は)いろいろな所に行っていますから……。何もお答えできません」(母親)

 と只々困惑するばかり。

“全面否認”を貫く彼の口を、特捜はこじ開けられるだろうか。

週刊新潮 2020年1月2・9日号掲載

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