上智大生と愛人契約の自民・小里泰弘議員を直撃「いろんな経済活動が…」

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風俗通いに買春…

 アラ還選良の性欲が、ときに政策の先を行くのをこれまで我々は目撃してきた。

 2017年1月、58歳の新藤義孝元総務相は自らミニバンを駆って吉原の超高級ソープでひとときを過ごしていた。

 あるいは、村西とおるのアダルトビデオの題ではないけれど、泰弘代議士と同様に素人っぽい方向に舵を切ったのが、衆議院で議席を失ってしばらく経つ佐田玄一郎元行革担当相だった。

 まさに還暦にして、女子大生をラブホテルに誘って4万円で買春。当の女子大生は「彼はバツイチの51歳、建築会社社長・寺井玄と名乗り、1回会えば2度のエッチ。会ったのは20回ほど」と証言。その2年後に今度は「バツイチの51歳、建築会社社長・山本玄」と名乗って赤坂のキャバクラに出没。バイトしていた女子大生に月15万円で援助交際を持ち掛けたものの拒否された挙句にそれを暴露され……という“荒野”があった。

 時代から2周も3周も遅れを取った言い方になるが、芸者や水商売の女たちは口が堅く義理堅く、それゆえに手切れ金が求められ、実際に支払われた。

 選良はヒマなのかという異議申し立てはあるにせよ、そんな時代はとうに過ぎ、政治家の遊び方は随分難しくなった。プロ女の礼節をそれ以外に求めるのはナンセンスなのか。“荒野”を覚悟しなければならない。

 そんな中、地元に帰るヒマもなければ休む間もない身体に容赦なく鞭打って赤坂のホテルへ通った泰弘代議士。プレゼントや買春・食事同伴、そして手切れ金を合わせると、上智女子に渡ったカネは1千万円前後と推察される。代議士には「1度に3万円」の援助費用を偽名を使って振り込む20代のお相手が、この上智女子以外にも2人いることがわかっているが、他の愛人らが、「私も」と群れを成す可能性も否定できまい。あれもこれも身から出た錆。請求書は一旦、上智女子の相場観に基づき300万円で“発行”されている。もしかしたら代議士が値切った分に限って、彼女は実情を打ち明けたのかもしれない。

週刊新潮 2019年12月19日号掲載

特集「愛人契約の『次期農水大臣』から手切れ金をゆすった美貌『上智大生』の請求書」より

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