時効警察に出演「吉岡里帆」の評価 振り切った演技で「本田翼」と同じ道を辿る可能性
12年ぶりの復活が話題となった「時効警察はじめました」(テレビ朝日)。深夜枠にも拘わらず、オダギリジョー(43)や麻生久美子(41)ら相変わらずのメンバーで、今回も安定した人気を保っている。唯一の変化と言ってもいいのが、ニューヒロインとして加入した吉岡里帆(26)だ。番組スタート時、彼女の力一杯の演技に「浮いてる」との評価もあったが、時間が経てば、意外や意外……。
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11月22日の第6話では、三日月(麻生)と彩雲(吉岡)はプロレスジムの一般練習生として潜入捜査を行った。2人は3本勝負を行うことになるのだが、そのシーンがやけに本気で、「うおおー!」と雄叫びを上げながら卍固めを繰り出すなど、女優同士とは思えぬ戦いは、SNSでも絶賛された。
〈吉岡里帆のキレ具合が最高〉
〈彩雲刑事、吹っ切れ過ぎてて面白い〉
「時効警察」の魅力とは、出演俳優たちのユルい演技ではなかったか。民放プロデューサーは言う。
「当初、オダジョーや麻生、豊原功補(54)、ふせえり(57)、江口のりこ(39)らの変わらぬ出演陣に、吉岡が加わったことには驚きました。レギュラーメンバーの中で、吉岡だけが張り切りすぎて、空回りしているようにも感じましたが、見慣れてくるといいスパイスになっていると思いますよ。何より、可愛いですからね」
確かに可愛い吉岡だが、これは男性たちの評価だ。なぜか彼女、これまで女性視聴者、つまり同性ウケが悪かった。
「ああ見えて、意外に苦労人なんです。生まれも育ちも京都で、地元の大学に通いながらアルバイトでお金を貯めて東京の俳優養成所に通っていたとか、現在の所属事務所の社長に『ここの看板女優になるから、お願いだから私を今すぐここの事務所に入れてください』と直談判して入れてもらったとか、下積みも長かった。15年の朝ドラ『あさが来た』で注目されるのですが、ブレイクしたのは17年1月期に放送された『カルテット』(TBS、主演:松たか子[42])での、悪女役でした。コンフィデンスアワード・ドラマ賞などを受賞し、同年7月期の『ごめん、愛してる』(TBS、主演:長瀬智也[41])では純粋で愛情深いヒロインを演じて、演技の幅の広さを見せつけた。この頃からCMにも引っ張りだことなり、オリコンの『2017 ブレイク女優ランキング』では1位を獲得するまでになりました。ちょうどこの頃、インタビューも多くこなし、過去の苦労話などを語りましたが、女性はこれが、あざとい、鼻につく、と嫌われたようなんです」(同・民放プロデューサー)
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