「弁当拾い爺」「カツラ公言」北村誠吾地方創生相が野党の標的に

政治 週刊新潮 2019年11月7日号掲載

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 次はあの大臣だ――。

 香典問題で辞任した菅原一秀経産相に続き、野党は早くも標的を見定めている。

 政治部デスクが言う。

「その筆頭は、北村誠吾地方創生相ですね」

 今回、岸田派から初入閣した北村氏は当選7回の72歳。長らく“待機組”と言われ、岸田文雄政調会長たっての願いで入閣を果たした。就任当初から目立つ存在ではなかったが、注目されたのは、内閣府による質問漏洩疑惑が発覚してからだ。

「国民民主党、森裕子参院議員による10月15日の予算委員会での、国家戦略特区についての質問内容が、事前に内閣府から外部に漏れていたという疑惑。所管する北村大臣は23日、漏洩があったなら“責任を取る”と豪語したのです」(同)

 ところが、当の野党が一枚岩ではなかったことが北村氏の救いだった。

「実は、森さんと予算委員会の筆頭理事である蓮舫さんの仲が悪くてね」

 と、立憲民主党関係者。

「話しているところを見たことないくらい。もともと親しいとは言えなかったのですが、この臨時国会で参院の委員会ポストを巡って立憲と国民が揉め、2人にも決定的な亀裂が入ってしまったのです。そのため、漏洩疑惑が発覚した後も、蓮舫さんはこの件にほとんど言及せず、立憲側の消極姿勢が目立っていました」

 蓮舫氏が追及の“足かせ”だというのだが、

「森さんは原口一博さんと組んで調査チームを作るなど、熱心に取り組んでいました。しかし、盛り上がったのは国民の一部の議員のみ。それほどの問題なのかという疑問の声も野党の中にあったのです」(同)

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