「金子恵美」がテレビで政界引退宣言 呆れ果てる支援者たちが本音を語る

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アイドル然とした選挙で大敗

「なんだか、地元県議にいじめられていたかのような言いっぷりですね。確かに彼女が落選した17年の選挙では、本来、応援に入るはずの県議団が選対(選挙対策)に入ることはありませんでしたからね。でもそれは、彼女が信頼されていなかったからですよ。地元県議に“日参しても居留守”と書いていますが、アポもなしに不在の時に来て名刺を置いて行かれてもねえ。『あえて居ないところを狙って来てるんじゃないか』なんて声さえありますから。彼女は、新潟市議や県議を経て、国会議員となったわけですが、元ミス日本関東代表の肩書きで市議選に出た時こそ、トップ当選したものの、県議時代は無投票でした。ですから、選挙活動はまだまだ拙いと言っていい。だから、こちらはアドバイスするわけです。新潟の田舎の選挙なんだから、爺ちゃんや婆ちゃんたちに好感を持たれるには、都会の人が好むお洒落な服でなく、もっと地味な服装にしたほうがいいよ、なんてね。あの田中眞紀子先生(75)だって、地元に入る時には長靴に履き替えていたじゃないですか。でも彼女は、そうした助言を嫌うんだよね」(同・地元自民党関係者)

 金子氏は今年9月、地元紙でこうも発言していた。

〈元衆院議員の金子恵美さん(41)は、4年前に当時衆院議員だった夫と結婚する際、周囲から「男性の票が取れなくなるから」と、猛反対された。
 金子さんは「アイドル的な見方をされていたから、結婚はマイナスだったんだと思う」と振り返る。
 結婚後、夫は「育児休暇」取得を宣言し“イクメン議員”として注目を集めたが、金子さんが長男を出産した直後に夫の不倫が発覚した。
 そのときも、地元支持者から「離婚しないと次の選挙は応援できない」と言われ、悩んだ。「プライベートと選挙は関係ないはず。私の評価ってそんなものか、と思った」と打ち明ける。〉(新潟日報:9月10日付)

「確かに彼女の言うことも一理ありますよ。でも、支援者だって、彼女のためを思って助言したんですよ。そうしたことが積み重なって、皆、彼女の元を去って行った。それで17年の選挙に、応援に入る県議はおらず、彼女がやりたいような選挙をやったわけです。都知事選で小池百合子さん(67)が乗ったガラス張りの、金魚鉢のような選挙カーまで使ってね。自分でアイドル然とした選挙を行った結果、大負けしたわけです」(同・地元自民党関係者)

 さらに、選挙後が酷かったという。別の関係者が語る。

「選挙中、彼女は新規の自民党員を多く獲得しました。800~900人は集めたと思います。よくやったと思います。しかし、10月末までに彼らから党費を集めなければならない。通常は地元事務所で手分けをして集め、党に納めるわけです。中には全額集めることができずに立て替えなければならなくなる時もある。彼女の場合、選挙後すぐだったこともあり、10月末までに集めることは難しいだろうと、年末までに期限を延ばしてあげた。ところが、彼女は10月末には夫婦で『サンジャポ』に出演し、“あとはもう私には関係ありません”と言わんばかりに、党員カードを段ボール箱に詰め、県連に送りつけてきたんです。県連だって人手が足りないから、党費を全部集めるのは無理。もちろん、落選後の地元挨拶もありません。そればかりか、次の選挙を戦うために新潟4区の支部長を務める気があるのかどうか、意思表示すらしませんでした」

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