高校野球で「脱・丸刈り」が急増中 それだけでは競技人口の減少は食い止められない
燦々と輝く太陽の下、丸坊主の球児たちが白球を追いかける――そんなイメージが強い高校球児だが、代名詞の“丸刈り頭”が減りつつあるという。丸刈りが嫌で野球をやりたがらない若者が増えているため、髪を伸ばしてもOKな高校が増えているのだ。野球界全体では、野球人口を増やすためにこうした取り組みが行われているが、はたして奏功するのだろうか。高校・大学球児向け雑誌「サムライベースボール」発行人の古内義明氏に聞いた。
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公益財団法人 日本高等学校野球連盟(高野連)の調査によると、高校野球人口は2014年に17万人を突破して以来、減少の一途をたどっている。...