小室圭さん母が信仰の新興宗教信者「“脱会したら罰が当たるぞ”と脅されてきた人生」

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 暗礁に乗り上げたままの眞子さまと圭さんの結婚。事態が暗転した背景には小室家のカネばかりか新興宗教の問題もあった。しかも、母・佳代さんは今もなお信者だという。

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 日本には18万余の宗教法人が存在する。八百万とはいかないまでも、「教祖さま」だけでざっと東京・台東区民レベルの数がいる計算だ。日本の総人口が天井を打つ一方、「神々のたそがれ」どころか「神々はだれそれ」と指折り数えるようなバブルの匂いがある。

 その中で新興宗教は2万弱。信者数は1500万人を下らないというから、石を投げれば当たる程で、私たちも、そして皇族方も無縁ではない。

 2017年9月3日に婚約内定会見をした眞子さま(27)と小室圭さん(27)。しかしその後、小室家に関するカネと宗教の問題が飛び出し、運命は反転した。具体的には、圭さんの母・佳代さん(53)と元婚約者との間に430万円を超す金銭トラブルがあること、圭さんの祖母・角田八十子(かくたやそこ)さん(故人)と新興宗教との蜜月である。結果、翌年2月6日に「結婚延期」が発表されたのだった。

 それから早1年半。カネの問題は解決しないままで、宗教に関しては、新たな事実が聞こえてきたのである。

 宮内庁関係者によると、

「佳代さんが母の八十子さんが入っていた新興宗教に帰依していることがわかりました。『佳代』という名前はこの教団の関係者が名づけ親のようです。『圭』はもちろん、『佳』から取られたもの。ただ、最近は行事に顔を出す機会はないようです。婚約が暗礁に乗り上げているせいで、表立った活動は控えているのでしょうね」

 その新興宗教は「大山ねずの命神示(おおやまねずのみことしんじ)教会」。1946年12月、横浜市西区で銭湯を営む稲飯定雄が咽頭がんで苦しんでいた折、大山ねずの命なる神が現れ、命を救われる奇跡を体験した。

 神の使者として「供丸斎(ともまるさい)」を名乗った彼が88年に死去した後、衣鉢を継いだのは「供丸姫(ともまるひめ)」こと森日出子。02年に彼女が亡くなってからは、実兄が教会長として運営を、実弟が教主として信仰を統括する森家による集団指導体制を敷く。神の直使とされた供丸姫は「宇宙を支配する最高神である大山ねずの命が人の姿を借りた存在で、天皇をはるかに超越している」とまで評された。

 小室家とこの宗教との関わりは今から40年以上前に遡る。関係者によると、

「佳代さんの実家・角田一家は神奈川県藤沢市で暮らしていました。(圭さんから見て)曾祖父母、祖父母、佳代さん、その弟の6人住まいだったようです」

 6畳ひと間とも言われる間取りでの生活は決して裕福ではなかった。そのうえ、

「圭さんの祖母・八十子さんは若い頃からリウマチにかかって、例えば風呂に独りで入れず、家族に助けてもらうような状態だったんです。長い闘病生活の中で、メンタルの方も辛かったのでしょう、大山ねずの命に救いを求めたのです」

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