京アニ放火事件実名公表はなぜ議論を呼んだ? 凶悪事件遺族が語る「報道されない被害」

社会週刊新潮 2019年9月12日号掲載

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京アニ放火殺人の「実名報道」に「世論」という壁(2/2)

 8月27日をもって、京アニ事件の犠牲者35名全員の名前が公表されることとなった。事件発生から40日後まで公表がずれこんだ異例の事態の背景には、遺族の意向、そして1万5千人超の“公表反対”署名運動も起きた「世論の壁」がある。通常通りの対応をするつもりだった京都府警に対し、東京の警察庁から“待った”がかかるなど、混乱を極めたのである。

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